「自然保育のっぱら」は飯田市の森のようちえんです。
野あそびを取り入れた野外保育を行っています。

自然保育のっぱらには2歳児~5歳児の子供たちが、飯田市はもちろん飯田下伊那地区全域から元気に通っています。「生きる力を育む。1人1人が輝いて自分自身を生きる」「しぜんあそびを通して柔らかくたくましい体と心を育てる」「子どもの育ちを通して保護者、保育士が共に学び成長し合う」を理念に掲げ、地域・周囲の方々の力を借りながら共に力を合わせて子育ち、子育てを心から楽しんでいます。そして、私たち大人も子供と共に成長することを目指しています。

お客様が来る秋の日。テーブルを飾るドングリや草花を集めに山の中へ。もちろん保育士同伴ですが慣れた山ということもあり、力強く自分の足でしっかりと歩きます。

竹を切ってお皿づくり。保育園児がしっかりとノコギリを使います。最初からできたわけではないですが、出来るようになりたくてあきらめずにチャレンジしました。友達同士で話し合いをしつつ作業を進めています。


2015年度「飯田市起業家ビジネスコンペティション」に採択されました

自然保育のっぱらは、飯田市の地域活性化の取り組み「飯田市起業家ビジネスコンペティション」に採択されました。飯田市の特色ある有望な事業プランを持つ起業家を発掘し、当地域の経済団体、行政等が一丸となって、事業化および事業の成長をサポートするのを目的としたコンペでプレゼンをし、最優秀賞をいただいたことにより、飯田市のバックアップをいただけることになりました。
>>飯田市公式サイトによる発表「飯田市起業家ビジネスプランコンペの大賞が決定しました!」


自然保育のっぱら
自然保育のっぱら

のっぱら親子ぐみのママから

2017/11/06

のっぱら親子ぐみに参加されているママから感想をいただきました。
親子ぐみの活動は子どもたちはもちろん!ママたちも幸せでいられる場所です。
ママが幸せだと子どもも幸せ♥の法則が実感できる場です。
子どももママもありのままでいてもいい場所なのです。
自然は人を優しく広く受け止めてくれます。
自然の優しさに子どもたちの天使のような無邪気さと優しさに大人は涙してしまうのです。

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のっぱら親子ぐみの募集をみて

二人目が産まれ思うように遊んであげれず

外遊びが好きな息子におもいっきり遊ばせてあげたいと思い

のっぱら親子ぐみ参加しました。

 

当時…他の子と比べことばの発達が遅く、ダメといったことばかりする息子。

あぶないから、まだ分からないから、人の目もあるからと、

ちゃんとしつけをしなきゃと、怒ってばかりで自己嫌悪になったり、

子供に必要とされているのか、自分の接し方が悪いのかと悩み続け、

正直自分の笑顔はもちろん息子の可愛い笑顔もわからなくなってました。

 

初めての親子ぐみで息子に

「自由に遊びたいんだね 」

「ここなら危なくないからおもいっきり遊べるよ」

と認めてもらった息子はのびのび遊び、

 

「ここなら危なくないからお母さん遠くで見てても大丈夫だよ」

って言ってもらい、

久しぶりに息子がとてもいい表情で笑ってる姿や、

のっぱらの子供たちが自分達で考えながら

話し合いながらおもいっきり遊んで

先生たちは子供を信じて見守って

子供達で考えを受け止めている姿を見て

 

自分はなんのために怒ってたんだろう

何と息子をくらべてたんだろう

息子を信じてあげれてなかった

と気づかされ

帰りの車で満足そうに寝てる息子のかおを見て

何度も泣きながら帰りました。

 

それから親子ぐみ参加を重ね、

好奇心が強かった息子は自由に動けて認めてもらえる喜びと、

これ以上すると危ないんだ、痛いんだ、

と自分のできること出来ないことを自然に優しく教えてもらい、

自分で考えながら動いたり、周りの様子を少しずつ見れるようになりました。

 

あたしは少し離れて見守れるようになり、

息子を信じてあげたい、

認めてあげたい、

たくさん笑って過ごせるようにしたいと思えるようになりました。

 

子供は言葉がなくても感じてるんですね。

自分を認めてもらったり

母が笑ってると息子も幸せそうです。

 

前はあんなに追いかけても振り払ってた手を、

今では、遊びに行きたいときに

「さぁいくよ!」

とばかりに手を差し出してくれるようになりました。

その時のニヤリとした顔や姿がとてもかわいくてたまりません。

 

これからもいろんな悩み、悲しいこと、見失う時もあるかもしれません。

でも「これからもいつでも遊びにおいで」って言ってもらい

わたしたちを認めてくれる場所、心から楽しめる場所がこれからもずっとあると思うと救われます。

 

のっぱらの自然、先生、子供たちが気づかせてくれ、いっばい感じさせてくれます。

本当にありがとうございました

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キツネが見せてくれた生と死

2017/11/03

今年もムッレ教室が始まった
(森のムッレ教室は、スウェーデンで始まった5〜6歳児を対象にした環境教育プログラムです)

 

子どもたちが自然と向き合い自然を知るプログラムだ
のっぱらでは年長の秋になると特別の時間が森で始まる

 

それは、森の中を歩いていた時だった!

 

何かがいる!?

動物だ!!

キツネだ!!

道の端に丸まって目を閉じてじっとしている

死んでる?

ううん、お腹が上下に動いている

生きている

なんで逃げない?

あったかいからここにいるの?

 

子どもたちはキツネをびっくりさせないよう、誰も喋らない
踏んだ草の音もたてないようにそっと歩いた

 

これが子どもたちとキツネとの最初の出会いだった
1回目の出会いは喜びと感動だった

 

 

1週間後のムッレ教室

 

また同じ場所を通った

なんだか変な匂い

 

キツネは・・・・

 

一瞬で分かった

 

もう命がない事が

 

子どもたち固唾を呑む

 

半分腐敗が進みキツネの体は前とは違っていた

そこには虫たちの営み

なんともいえない腐敗臭

 

誰も何も言わない

ただそこに佇む

 

1週間前確かにここに命はあったのだ

今はもう物体となったキツネの体

 

 

静かに手を合わせた

 

 

後から子どもたちに聞いた

キツネさん死んでいたのは分かった?

 

うん、分かった

 

大人は死んでいるとは言わなかった
子どもたちも死んでいるとは言わなかった

言葉はなくとも
恐らくこんな大きな動物の死は初めてでもそれが分かった

 

なんか悲しい
キツネがかわいそう

と表現した
表現したけれど、その言葉だけでは表せない、生まれて初めてのこの感情

 

嫌な気持ちや気持ち悪いとかそういった感情は全くない

命があったのに今ここにはなくなった、
という事実を一生懸命心で受け止めようとしている

 

またあの道を通るのか?と私は聞いた

 

また通る

 

いつもは埋めるのにどうして今日は何も言わなかったの?

 

このまま見た方がいい
と子どもたち

 

いつも動物たちの死と出会ったときは
(モグラやネズミなど小動物やカエルや虫たちとの死やと出会いは日常的にある)
子どもたちは土の中に埋めて手を合わせる

 

しかし、今日はキツネに対してはなんだか
埋めるという行為よりも

その過程を
森で生まれたキツネが森に還っていくその過程を見届けた方がいいと言うのだ

 

それがキツネの命に関わったものとして自分たちのできる事なのだと言うかのように
揺るぎない眼差しでうなづく子どもたち

 

私は覚悟を決めた

 

キツネが見せてくれた生と死

 

それに真摯に向き合う子どもたち

 

子どもたちが何を感じ何を思うのか?

子どもたちの柔らかい心に何が刻まれるのか?

 

見守っていきたいと思う

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仲間からもらった優しさ~お弁当の忘れ物~

2017/10/11

ある日ののっぱらでの話

 

お弁当忘れたぁ〜!!!

 

その子は

その子は

気付いた!

 

リュックに自分が入れるのを忘れた事を!

忘れたBくん困って立ち尽くす

Bくんは泣かない
だって自分が忘れたから

どうしたらよいのか考えた

 

意を決してAちゃんの前

お弁当忘れちゃったから・・・ください

 

いいよ!一緒に食べようか!

 

それを聞いていたのっぱらさんたち

1人だけあげたらその子のお弁当が少なくなって2人ともお腹空いちゃうんじゃない?

 

Bくん

・・・我慢する

 

 

えっ!?我慢?

 

大変!!

お弁当食べないで我慢するなんて!!

 

みんなその時点で
自分のお弁当を開いて準備はオッケー!
いつでも食べれます

だけどBくんを置いて食べる事はしなかった

 

そこから話し合い

 

我慢したらお腹が空いて倒れちゃう

我慢しない方がいいと思う

みんなで少しずつ分けたらいっぱいになるんじゃない?

あれ?Bくん何も話してないね

Bくんはどうしたいの?

 

 

黙って聞いていたBくん
Bくんは本当は食べたい
自分がどうすれば良いのか分かっていた

みんなもBくんの気持ちが分かっていて
言うことをただ待つ

 

もうさ、お腹空いたし食べてもいいんじゃない?と大人

 

えっ!?

待つよ!

待つに決まってるでしょ!!

 

当たり前の事をなんで聞くの?
と言った感じの子どもたち

誰もお弁当を食べようとしない

Bくんがどうしたいのか?

Bくんが自分で考えて答えを出すのを待っている
そう、心はBくんと共にある

みんなは仲間の事を信じている
Bくんが自分で自分の事を乗り越えるって
信じている

 

 

 

長い

 

長い

 

長〜い時間

 

 

Bくん
みんなにお願いする事とても勇気がいる

みんなはそれも分かってる
だから待てる

勇気を出して
みんなに言葉を発するのを待っている

 

Bくんこちらに歩み寄る

 

あの〜

     お弁当忘れたからください!!

 

待ってました〜!!!

 

蓋をお皿代わりに出す子

スプーンを差し出す子

 

その蓋の上に

ご飯、パン、おかずたくさんのものが

あっという間に並ぶ

 

愛情たっぷり
たくさんのみんなからのお弁当

 

その後、何事もなかったかのように
お弁当を食べ始める子どもたち

 

 

ただ1人

ただ1人

 

食べられない子がいた

 

Bくんだ!!

 

みんなからのお弁当を眺める

 

いつもよりも量が多めのお弁当

みんなからの思いがいっぱいのお弁当

 

胸がいっぱいで

胸がいっぱいで

嬉しすぎて

嬉しすぎて

 

食べられない

 

5分は経ったかな?

 

やっと

やっと一口パクっ!!

 

どんなに美味しいだろうか?

どんなに嬉しいだろうか?

どんなにあったかいだろうか?

 

 

Bくんがもらったものはお弁当だけど
それだけじゃない

 

 

みんなから優しさをもらった本当の優しさ

 

自分が勇気を出して一歩踏み出すのを
信じて待ってもらった事

みんなの優しさがあったから
自分で乗り越えた

 

 

その優しさは

心をあったかくした

嬉しさでいっぱいにした

 

そして、勇気をくれた

 

 

☆お弁当が嬉しすぎたBくんの動画はこちら

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自然保育のっぱら


自然保育 のっぱら

園舎住所:飯田市愛宕町2744-2
連絡先:代表木下 09096685109