のっぱらのお片付け

2017/02/17

のっぱらではもなみ園(のっぱらの活動場所)で遊んだら

当然だが片づけをする

 

何のためにするのか?

 

小さい子たちが遊びに来たら

出しっぱなしだと(のこぎりとかくぎとか)危ないから

 

みんなが使いたいときにないと困るから

 

みんなのもなみ園だから

 

そんな理由で片づける

 

だから、必ず最後には片付いてないものがないか点検をする

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

そんなお片付けの時間でのこと

 

みんながお片付けをしている

 

1人Cちゃん

自分のリュックの前で手袋を触っている

 

何をしているの?

 

大人は

あれっ???

って思った

 

帰りの時間に聞いた

Cちゃん、リュックの前で何をしてたの?」

 

は!

Cちゃんの表情がこわばる

 

「リュックに手袋つけてた」

なぜだか涙が出る

 

「みんなは何してたか知ってる?」

 

「お片付けしてた」

 

知ってたんだ!

 

この日は時間はもうなかった

明日、続きの話をしよう

小さい子たちは先に帰ったからこの話はまたみんなでしよう!

ということになった

 

次の日

 

「昨日Cちゃんがお片付けの時間にしていたことと気持ちを教えて!」

 

もなみ園

日当たりのいい場所

みんな輪になって

Cちゃんをみつめる

 

「あのお・・・」

 

その後Cちゃんの言葉がつまった

 

声ではなくて涙が出てくる

 

みんな動かない

 

Cちゃんのことを見ている

 

しばらく時間が経った

 

誰も動かない

呼吸してないんじゃないの?っていうぐらい

 

2歳児2人

3歳児4人

 

小さい子たちも

Cちゃんを見ている

待っている

 

 

Cちゃん、話そうとすると

変わりに涙が出てくる

 

Cちゃんの気持ちを聞かせて!」

「早く話を聞きたいよ」

「火おこしする時間なくなっちゃうよ」

 

小さい子たちは

「遊びたいけどこれだけなら聞けるよ」

と親指と人差し指でちょっとの時間をCちゃんに見せる

 

みんながCちゃんに近づく

 

そして

そして

みんなの気持ちで

みんなの優しさで

Cちゃんが勇気を出して話し始めた

 

「リュックの前で手袋触ってた」

 

「お片付けしてるの分かってた」

 

「やりたくなかったの」

 

そっかぁ

そうだったんだぁ

 

子どもたちが言った言葉

 

Cちゃんの気持ちが聞きたかったの」

 

「言えたね」

 

それだけ

 

誰も責めない

 

Cちゃんが自分の気持ちを言えたことを喜んでる

 

これだけ待っても

 

Cちゃんが片づけがやりたくなくて逃げたことも

何にも言わない

 

そう、みんな分かってる

 

Cちゃんが

この後自分がどうしたらいいのか?

どうすれば良かったのか?

Cちゃん自身が1番分かってること知っている

 

それよりも

Cちゃんが

弱い自分と向き合ったこと

泣きながら

葛藤しながら

向き合ったこと

それを喜んでいる

 

みんなに弱い自分と向き合ったことを受け止めてもらえたCちゃん

 

「嬉しい」

と言って泣いていた

 

さっきとは

違う気持ちの涙

 DSCF9802

 

何なの?この子どもたちは!

誰もジャッジしない

 

そう、私たちのっぱらの大人たちが望んでいることでもある

 

私たちは

叱られるからやる

褒められたいからやる

 

そんな他人軸で自分の行動を決めてほしくない

 

自分の事は

自分で考えて自分で決めてほしい

 

自分の弱いところを受け止めて乗り越えてほしい

自分の事を振り返り反省する

これは他人が入ることではなくて

自分の中で行われること

 

 

だけど

大人は弱い自分を見ないようにしてなかったことのようにして逃げる

 

それでいいの?

それは

苦しい生き方だよって

子どもたちが教えてくれる

 

この子たちを見ていると

大人の薄さが露呈する

恥ずかしい

 

私たち大人は

もっともっと自分を生きる苦しさを喜びを

知る必要がある