「自然保育のっぱら」は飯田市の森のようちえんです。
野あそびを取り入れた野外保育を行っています。
自然保育のっぱらには2歳児~5歳児の子供たちが、飯田市はもちろん飯田下伊那地区全域から元気に通っています。「生きる力を育む。1人1人が輝いて自分自身を生きる」「しぜんあそびを通して柔らかくたくましい体と心を育てる」「子どもの育ちを通して保護者、保育士が共に学び成長し合う」を理念に掲げ、地域・周囲の方々の力を借りながら共に力を合わせて子育ち、子育てを心から楽しんでいます。そして、私たち大人も子供と共に成長することを目指しています。
2015年度「飯田市起業家ビジネスコンペティション」に採択されました
自然保育のっぱらは、飯田市の地域活性化の取り組み「飯田市起業家ビジネスコンペティション」に採択されました。飯田市の特色ある有望な事業プランを持つ起業家を発掘し、当地域の経済団体、行政等が一丸となって、事業化および事業の成長をサポートするのを目的としたコンペでプレゼンをし、最優秀賞をいただいたことにより、飯田市のバックアップをいただけることになりました。
>>飯田市公式サイトによる発表「飯田市起業家ビジネスプランコンペの大賞が決定しました!」
信州やまほいく(信州型自然保育)認定制度の特化型に認定されました。
2024/07/23 >>2025年度 入園説明会のご案内
2024/04/22 >>2024年度 のっぱら親子ぐみ始まります🎵
2023/04/01 >>2023年度 のっぱら親子ぐみ体験説明会
2022/05/07 >>視察・研修について
2022/05/07 >>親子保育体験のお知らせ
のっぱらを大好きになるのに、そう時間はかからなかったよ!
2023/04/06
春です🌸
のっぱらも、もうすぐ入園式。
あたらしい出会い、入園児さんには、初めての母の居ない時間…
当然、みんな泣く
娘も入園した頃は毎日泣いていた。(母も泣いた)
園舎の玄関で、泣いて離れられない娘に、年中さん、年長さんが毎日声をかけてくれた。
「僕なんか玄関入れずに泣いてたよ」
「絵本を読んであげるよ」
玄関で読み始めてくれる子、娘を抱っこしてくれる子、その子を後ろでそっと支えてくれる子…
毎日毎日出迎えて励ましてくれた園児さんたちに、母はいつも泣きそうになった。
娘がのっぱらを大好きになるのに、そう時間はかからなかった。
泣かずに行けるようになり数日後のある日、年長さんが声をかけてくれた。
「娘ちゃん、もう泣かないよ」
5歳6歳の子供たちが、母まで気にかけてくれていたこと、驚きと感動で言葉にならなかった。
のっぱらでは「仲良くしなさい」とは教えない。
やらされてない、澄んだ優しさが心に沁みる。
そして、もらった優しさは確かに育って、伝えて行くのだと思う…
のっぱら、母にとっても感動と発見の毎日✨
のっぱら保護者より
年長さんたちの「決める」ことの大切さ
2022/11/03
今年ののっぱらの年長さんは3人のやんちゃな男の子たち。
いつも一緒に遊んで仲がいい。
とても気が合うようだ。
11月の初めに3人は登山に行く。
とても楽しみなようだった。
登山に行くから朝の会の前に少し早く来て
走って体力つけよう‼️との提案に
3人はやる気満々でよし‼️と気合いも入っていた。
しかし、のっぱらの大人たちは
少し早く登園する。。。
という事に大丈夫かなぁと少し心配もしていた。
3人のうち2人はいつもギリギリだったり遅れての登園が常だったから。
次の日、いつもギリギリか遅れていたBくんが爽やかな笑顔でいつもは来ないだろう時間にやってきた。
「おはよう‼️」
のっぱらの仲間も大人たちもビックリ‼️
どうして早く来れたの?の問いに
「早く行くって決めたんだよ。決めたらさ、あとはやるだけ‼️」
な、なんと‼️
早く行く‼️と決めたBくんはいつもより30分以上も早く1人で起きて遊ばないで準備して登園したのだ。
『決める』をやったBくんはとてもかっこよかった。
ところが、、、Aくんやって来ない。
仕方なくBくんとCくんと2人で走って園舎に戻るとやっとAくんが駐車場に立っていた。
Aくんは2人を見て呆然と立ち尽くし泣き始めた。
園舎にも中々入ってこれず、やっと入ってきた時は泣き腫らした目で暗い顔。
Aくんは2人と話がしたいと言った。
でも、悔しい気持ちと悲しい気持ちがいっぱいで言葉が出ない。
なぜ、遅くなっちゃったのか?弟が遅かったのもあったけど自分も遅かった。
気持ちはあったのになぜか遅れちゃった。
3人で話ししていて
Aくんは『決める』をやってないんじゃないか?という話になった。
今『決める』をやったらいい‼️
しかし、Aくん『決める』をどうやってやったらいいか分からない。
そこでCくん。
「まず気持ちを全部出したらいいよ!」
Aくんは悔しさと悲しさで号泣した。
2人は静かに温かくAくんが泣き尽くすまで見守った。
泣き尽くしたAくんは『決める』をやろうと言葉にした。だけど、力が入らない。うまく『決める』ができない。
Bくんが言った。
「ここ(胸の辺り)で決めるをやるんだよ!僕はいつもここで決めるをやってるよ‼️」
Cくんが言った。
「決めたらここ(胸の辺り)から声が出るんだよ‼️」
そして、とうとうAくんが
「早く来てみんなと走る‼️」と言い切った。
場の空気が変わった。
「うん、大丈夫だね。」
「うん、もう大丈夫だね」
BくんとCくんはAくんの顔を見て微笑んだ。
Aくんの顔は誇らしく輝いていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『決める』という事。
実は人生は『決める』の連続だ。小さな『決める』から大きな『決める』までたくさんある。
たった6歳の早く起きて早く行く‼️という『決める』だけど、それは彼らにはとても大きな決断だった。
後日、またAくんの『決める』が揺らぎ
2人からまたアドバイスをもらったのだが
その時は2人は
「山に登りたい」じゃなくて「3人で山に登る‼️」なんだよ!と言っていた。
Aくんはもっと深いところ(お腹の辺り)で『決める』をやった。
変わりたいと思って生きている人はたくさんいる。
でも、実際に変わるのは自分で決断して行動した人のみだ。
私たち大人は逃げるのが得意だから
たくさん言い訳して
人のせいにして
環境のせいにして
『決める』から逃げる。
6歳の彼らから私たちは
『決める』事から自分の人生を変える
を学んだ。
子どもたちはすごい‼️
本当にすばらしい‼️
2022.10月
家庭的保育事業にて認可保育園を開園いたしました
2022/04/01
合同会社にじいろたねは4月1日より、家庭的保育事業にて認可保育園を開園させていただく運びとなりました。
家庭的保育事業とは、子ども・子育て支援新制度の中にある、地域型保育給付の対象となる自治体の認可事業のことです。
これに伴いまして
合同会社にじいろたねは
家庭的保育事業
認可外保育事業
フリースクール事業
子育て支援事業
の4つの事業を柱として展開していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
自然保育 のっぱら
園舎住所:〒395-0002 飯田市上郷飯沼3545
連絡先:事務局 07044962018