忘れ物の気持ち

2017/07/03

朝の会。

テーマは忘れ物。

「もってくる」

「わすれない」

と本人たちは言葉にするのですが、忘れた…が何日も続いていたのです。

 

「わすれちゃった…」

今日も同じ言葉が繰り返されました。

どうしたらいいのだろう。

みんなに関わることを忘れられていると、本人だけでなくみんなが困る。

 

「忘れちゃった…って聞いて、みんなはどんな気持ちがするの?」

と、子どもたちに尋ねてみました。

 

“気持ち”

 

自分が何を感じているのか?

 

初めはなかなか気持ちが出てこなかったのですが、子どもたちは自分の気持ちを探り始めました。

 

困る

悲しい

持ってきてほしい

持ってきてくれたらうれしい…

 

言葉にして伝えてくれました。

 

みんなが困ること、ひとが悲しむことをしているという事実。

それをどれだけ心で受けとめて、自分の気持ちを見つめて次にどうするかを考えられるか。

 

心に響かせるには、気持ちを伝える。

自分の気持ちを知ることで、ひとの気持ちも知る。

 

これから、“気持ち”を見つめることを大事にして保育をしていきたいと考えています。

 

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