のっぱらのもぐらくん
2016/07/09
いつも遊んでいる もなみ園のほぼ真ん中辺りに
動物の死骸発見。
みんなで、 どうしたのかな?
と考えてみる事に。
丁度、”命”ってなんだろう?
どこに どうやって いくのだろうを
テーマに考えたり感じたり している事も重なり 考える子どもたち。
何の動物なのかな?
実際は殆ど見る事のない ”もぐら”である事が判明
じっくりと観察し 手が砂をかく様になっていて
目が小さくてシッポがある事などから。
出会った事はないけれど もなみ園に遊びに来ている事は、
土がモッコリとなっている場所が幾つもある事を知っている事もあり
親しみのある もぐらくん。
新聞紙で作ったベッドに 寝かせ花を添えて
どうしたら これから良いかと話し合う事に。
「もぐらは土の中で暮らしているから仲間の近くの土に埋めよう」
と提案する年中さん
「そうだね」
と共感する 子どもたち。
「どこに埋めようか?」
「人が通らない場所は」
「どこが通らないのかな?」
提案した場所が通り道であったりすると、
「ここは、通るよ違う所が良いんじゃない?」
「竹やぶの中は」
「あんまり見えない所より 見えた方が良いんじゃない?」
「ここにしよう」
と 少し坂道にはなっているけど いつもみんなから 見える所を発見。
みんなも賛成。
早速、 土をほる係。
土を運ぶ係。
添える花を見つける係。
墓標を書く係。
などなど
たくさんの仕事の役割りを 各々が考えたり 実行してみたり
手際の良さにただただ 大人は見守り、ちょっびっとのアドバイスのみ。
もぐらに向き合う事。 実に1時間半。
ためらいもしないで もぐらの命と向き合う
のっぱらの子どもたちが
今、 ここに います。