私の思う森のようちえん⑤~里山にこだわりたい~

2016/09/16

のっぱらが活動するメインの場所もなみ園

 飯田市森のようちえん

ここは休耕田

そう、元は田んぼだった

 

廻りには柿の木、クルミの木、桑の木

春にはタケノコ、山菜

桑の実、キイチゴ

秋にはアケビ、クルミ、柿、はしばみ、キノコ

自然の恵みだらけの場所

 

里山だから

これだけの恵みがある

 

里山で活動し始めてから

里山の魅力を知った

 

自然の恵みだけではない

里山には人が生きる姿勢がある

 

美しい田んぼや畑の風景

人の手が加わったからこそ美しい

秋には柿簾

人の仕事の美しさがある

 

 

そして、人との繋がり

持ちつ持たれつ

助け合って生きていた

繋がって生きていた

優しさがある

 

 

自然との繋がり

持ちつ持たれつ

人は必要な分の薪を自然から手に入れ

必要な分だけの食べ物をいただき生きてきた

優しさがある

 

 

調和がとれた美しさ

繋がりからもらえる温かさ

人が生きる上で必要なものがここにあると感じる

生きるための知恵があると感じる

 

 

これを子どもたちに伝えたい

だから、大自然の中ではなく

人と繋がれる里山で活動する

人と離れては生きてはいけないから

 

里山での人の営みを伝えたくて

米を作り

野菜を作り

大豆を作り

味噌や醤油を作る

 

 

生きるための営みを知ることで

里山の優しさを知ることで

 

人は繋がりながら生きること

自然に支えられていること

ありがたい、お陰さま、ちょうどいいを

学んでいきたい

子どもたちと一緒に大人の私たちも